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危険物取扱者資格試験について
危険物取扱者試験概要
危険物取扱者の資格保有を証明するための公文書は、各都道府県から交付され、これを危険物取扱者免状と呼びます。資格試験そのものの実施は、各都道府県知事から委託を受けた財団法人消防試験研究センターによって行われ、この試験に合格することによって資格を取得することができます。
全国で年間2回から4回程度の頻度で試験は実施されますが、その中でももっとも需要の多い乙種第四類は東京都内においてほぼ毎月資格試験が実施されています。試験科目としては大きく三科目あり、いずれも60%以上の得点で試験合格となります。試験の実施日などについては各地域によってそれぞれ決められているため、事前にしっかりと日時を確認しておく必要があります。
試験科目について
危険物取扱者の資格試験では、危険物に関する法令や危険物の種類、品名、また、その性質や、引火、火災時の消化方法などが中心となって出題されます。甲種、乙種ではこれらに加えて、化学や物理などに関する専門的な知識も要求されてきます。
内容をもう少し細かく挙げますと、甲種では「危険物に関する法令」「物理学および化学」「危険物の性質ならびにその火災予防、消化方法」となり、乙種では同じく法令や危険物の性質、消化方法などに加え「基礎的な物理学、基礎的な化学」から出題されます。丙種の場合は「危険物に関する法令」「燃焼および消化に関する基礎知識」「危険物の性質ならびにその火災予防、消化方法」などから出題されます。それぞれ種類によって出題数が異なり、また、試験時間、受験手数料なども異なってきます。
合格基準について
危険物取扱者の試験合格の基準としては、出題される三科目のうち、いずれも60パーセント以上の点数を得ることが必要となってきます。つまり、二科目が高得点であったとしても、一科目が60パーセント未満の点数であれば、試験には合格できないということになります。そのため、試験勉強においては偏った勉強法などは全く役に立たず、各々の科目について一定の理解を得ておかなければ、合格は難しいと言えるでしょう。
試験は甲種、乙種が5択、丙種が4択のマークシート方式で行われ、中には計算問題も含まれます。なお、既に乙種の第一類から第六類までのいずれかの資格を取得している場合は、他の類の資格試験受験の際に一部科目が免除されます。
危険物取扱者試験の受験方法
危険物取扱者試験を受験するためには、まず試験申し込みの願書を提出する必要があります。試験申し込みの願書は、各都道府県の消防試験センターや消防署などで貰うことができます。願書の配布は、願書の受付期間に合わせて開始される場合がほとんどなので、その辺についても事前にしっかりとチェックしておきたいところです。
必要事項に全ての記入を終えたら、証明写真を一枚貼ります。この写真は免状に使用される写真となります。それが済んだら後は願書に添えられた振込用紙を用いて、受験手数料を振り込みます。受験手数料はそれぞれ受験する種類によって異なるので、間違いのないようにしましょう。願書は郵送で受け付ける場合がほとんどですが、直接持参でしか受付を行っていない地域もあるので、各地域の取り決めに従って願書を提出しましょう。