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危険物取扱者を活かせる仕事

ガソリンスタンド

「危険物取扱者」というと、やはりガソリンスタンドを真っ先に連想してしまう人も多いのではないでしょうか。生活に密接な関係があり日常的に目にする機会が多いこのガソリンスタンドにおいても、その管理にはやはり危険物取扱者の免状が必要不可欠となります。

もちろんガソリンは立派な危険物であり、ガソリンスタンドを経営するにあたっては当然危険物取扱者免状が必須となりますが、逆を返せば、危険物取扱者免状を取得しておけば、ガソリンスタンドという形で独立することが可能であるという事ですね。ここ数年、ガソリン業界は不景気であると言いますが、将来を見据えて、いずれ独立する時のために危険物取扱者の資格を取得しておくのも良いかも知れません。

製造所

製造所においても危険物取扱者は大活躍します。製造所といってもその業種は沢山ありますが、主に塗料工場、染料工場、印刷インク工場、化粧品工場、食料油抽出工場などを挙げることができます。これらの工場においては当然化学物質を多く扱うため、危険物取扱者の資格を取得している人間は、貴重な人材として重宝されます。

また、先に挙げた工場だけに限らず、ほとんどの工場において化学物質などの危険物が取り扱われるのが普通です。そのため、業種を限定せず、産業界全般において危険物取扱者資格は大きな自己アピールとすることができるとともに、会社からも期待されるに違いありません。特に不景気により中小企業などでは、人員整理が行われることも多くなりました。そういったリスクを回避するためにも、危険物取扱者資格は役に立ってくれそうです。

貯蔵所

これまでの文中でも何度か登場しましたが、この「貯蔵所」というのは、その名の通り「危険物を貯蔵するための施設として、貯蔵タンクなどを有するもの」を指します。貯蔵所の種類としては屋内貯蔵所、屋内タンク貯蔵所、屋外貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、地下タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所の、計七種類があり、このようなものを設備として備えた事業所などにおいても、危険物取扱者は大切な人材として重宝されます。

なお、タンクローリーなどのような、危険物を貯蔵するための設備を備えた車などは、移動タンク貯蔵所として定められています。化学薬品に限らず、こういった施設では燃料なども多量に扱われるため、危険物取扱者が活躍できる代表的な場であると言えます。

取扱所

取扱所というのも、貯蔵所と同様これまでに何度か触れてきました。この取扱所というのは、これも文字通り「危険物を取り扱う施設」を指し、給油取扱所、販売取扱所、移送取扱所、一般取扱所の、計四種類に分けることができます。もちろんガソリンスタンドはこの「取扱所」に該当し、「給油取扱所」として定められています。

また、「販売取扱所」というのは、店舗などにおいて危険物を容器などに入れて販売するものを指し、「移送取扱所」は配管およびポンプならびにこれらに附属する設備によって、危険物の移送の取扱を行う取扱所、「一般取扱所」は給油取扱所、販売取扱所、移送取扱所以外に、危険物を取り扱う取扱所を指します。こう見ると、危険物取扱者が活躍できる場は、非常に幅広いものであることが分かりますね。

IT産業関連

例として「IT産業関連」を挙げましたが、特にIT産業にこだわることなく、コンピューターなど、電力に依存した何らかの形で業務を行う職種においては、危険物取扱者が重要な存在となります。特に、電力のストップによって機能が麻痺してしまうと甚大な損害を被るような職種の場合などは、それを未然に防止するために電気周りを強化した設備を備えている場合がほとんどです。そういったトラブル時などに予備電源を取り扱う際には、それらの管理責任者、つまり、危険物取扱者免状を有している人間の立会い、または取扱が必要となります。

直接的に化学物質を製造したり貯蔵したりする場合だけに限らず、こういったケースにおいても危険物取扱者が活躍するという面から、危険物取扱者活躍の場の幅広さをうかがえます。